日本文化について

私たちを取り巻く幅広く奥深い日本文化について、独自性等についてまず理解してみる事も大切です。以下3つの大きな理由が考えられます。

  1. 建国以来日本語を使用する単民族国家であった。
  2. 四季に恵まれた島国で、豊かなきめ細かい感性が育まれた。
  3. 他国の侵略を受けず、独自の文化が育成継承された。

このような理由に、さらに国民性が加わり心豊かな和の文化が形成されたものではないでしょうか。

日本の心・精神の部分についてはルーズ・ベネデイクトが「菊と刀」で詳しく述べており日本人論の源流となった不朽の書であり、日本文化の型を提示しています。

戦後時代の変化で日本文化も変化してきましたが其の源流を抑えておく事は大切です。良さを再認識 誇りに思い、時代性を加え(創造)次世代に継承さらに世界に向けて発信する事、それも日本語で行う事も大切だと思います。

芸者、侍、富士山、そして寿司、カラオケ、さらにカワイイ、アニメ等へ日本文化の未来は永遠です。

 

江戸時代の文化について

17世紀には100万都市として世界NO1の都市だった首都江戸。鎖国政策を引いていた江戸時代の日本。このころ3都市を中心として大衆文化が大いに繁栄しました。

特色は元禄文化、化政文化に大きく分けられています。

文化名 元禄文化 化政文化
時期 17世紀末~18世紀初め 18世紀末~19世紀初め
特色 町人の文化(上方の豪商と武士)現実主義・合理主義的な傾向。自由な人間精神の追求。

豪華・洗練の美。

皮肉やしゃれが喜ばれる。享楽的・退廃的で無気力。批判的精神が発揮される。

(幕藩体制の矛盾が進行する。)

地域 京都・大阪(上方中心) 江戸中心
学問・文学 【陽明学】中江藤樹 日本陽明学の祖【歴史学】

徳川光圀  「大日本史」

新井白石  「西洋紀聞」

【数学】

関 孝和    和算の研究

【文学】

井原西鶴

①好色物

「好色一代男」「好色一代女」

②町人物

「世間胸算用」「日本永代蔵」

【国学】本居宣長    「古事記伝」【蘭学(洋学)】

杉田玄白・前野良沢  蘭学(洋学)

「解体新書」(タ-ヘル=アナトミア)

杉田玄白「蘭学事始」

【医学】

シ-ボルト(ドイツ人医師)

【地理学】

伊能忠敬 「大日本沿海輿地全図」

【文学】

十返舎一九 「東海道中膝栗毛」

式亭三馬  「浮世風呂」

滝沢馬琴  「南総里見八犬伝」

俳句 松尾芭蕉  「奥の細道」 小林一茶  「おらが春」与謝蕪村  「蕪村七部集」
絵画 【装飾画】(大和絵風のはなやかな絵)俵屋宗達 「風神雷神図」

尾形光琳  「紅白梅図屏風」

【浮世絵】(ブロマイド)

(町人の生活を描いた絵)

菱川師宣 「見返り美人」

【浮世絵・美人画】喜多川歌麿     「婦女人相十品」【風景画】

葛飾北斎   「富嶽三十六景」

安藤(歌川)広重 「東海道五十三次」

【役者画】

東洲斎写楽    「市川鰕蔵」(いちかわえびぞう)

演劇 近松門左衛門「曽根崎心中」浄瑠璃の台本「国姓爺合戦」時代物

竹本義太夫  浄瑠璃の語り

歌舞伎の発達

歌舞伎の全盛期鶴屋南北 「東海道四谷怪談」河竹黙阿弥「白浪五人男」

元禄文化の三大文豪とは?

松尾芭蕉・井原西鶴・近松門左衛門の3人である。この3人は,必ず覚えておきましょう。

 

江戸っ子

多くの研究者は江戸っ子の性格として「見栄坊」「向こう見ずの強がり」「喧嘩っ早い」「生き方が浅薄で軽々しい」「独りよがり」などの点をあげている。また「江戸っ子は三代続いて江戸生まれでなければならない」という概念もよく知られている。また江戸っ子の性格をあらわす表現としては「江戸っ子は五月の鯉の吹き流し」、「江戸っ子の生まれ損ない金を貯め」という川柳に見られるような「江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ」という金離れの良さを著した言葉がある。現代に見られる類型的な江戸っ子像として「金離れが良く、細かい事にはこだわらず商売下手、意地っ張りで喧嘩早く、駄洒落ばかり言うが議論は苦手で、人情家で涙にもろく正義感に溢れる」・「いきでいなせ」などと表現される短気・気が早い、などとも言われ、江戸っ子気質(えどっこかたぎ)などとも呼ばれている。江戸期から代を重ねた住人と、明治の東京改称以後に代を重ねた住人とを区別して「東京っ子(とうきょうっこ)」と呼称することがある。

近年、江戸っ子と呼称する条件の厳しさから、概ね東京旧市内の地域の住人の間で、同じ地域内で代を重ねた住人に対し「(地域名)っ子」の名称を好んで使う傾向にある(神田っ子、下谷っ子、本所っ子、深川っ子など)。