注目のアニメ監督・新海誠監督

アニメ監督で宮崎駿の後継者と目されている人が2人存在します。
一人は新海誠監督、もう一人は細田守監督です。

今回は後継者と言われている一人、新海誠監督について書きます。

新海監督の実家は建設会社です。
家業を継ぐための修行として、父親の紹介を受けた都内の住宅メーカーに勤める予定でしたが断り、アルバイト先のゲーム会社の日本ファルコムに入社しました。
ゲームのオープニングムービーを制作する傍らで自主制作アニメーションも制作していました。
当時はゲーム会社から帰宅したあと午前3時頃までアニメーション制作を行い、
翌朝6時に起床し出社するというような生活を送っていたようです。

2001年初夏の頃にゲーム会社の日本ファルコムを退社、
アニメ制作会社のコミックス・ウェーブ・フィルムに所属し現在に至ります。
長編アニメーションの他、実家と同じ建設会社の大成建設のCMアニメーションなども制作しています。
特徴は色彩感覚の豊かさで画面がキラキラと輝くように見えます。
また音楽と映像のシンクロも秀逸です。
主題歌の歌詞を映画の世界で上手に表現しています。

映画作品

『ほしのこえ』
『雲のむこう、約束の場所』
『秒速5センチメートル』
『星を追う子ども』
『言の葉の庭』
『君の名は。』

『ほしのこえ』
初の劇場公開作品で約25分のフルデジタルアニメーションです。
ほとんどの作業を新海監督一人で行ったのが話題となりました。
携帯電話のメールをモチーフに、宇宙に旅立った少女と地球に残った少年の遠距離恋愛を描いてます。
ただの恋愛作品ではなく、人類と地球外生命体との戦いも描いたSFロボットアニメ作品となっています。

『雲のむこう、約束の場所
2作目の劇場用アニメーション映画です。
日本が南北に分断されているIFの世界。
世界の謎を背負った1人の少女を救うため葛藤する少年たちの姿を描いた作品です。

『秒速5センチメートル』
3作目の劇場用アニメーション映画です。
誰もが通り過ぎゆく日常をすくい取った、切なくも美しいラブストーリー。
『桜花抄』、『コスモナウト』、『秒速5センチメートル』からなる連作アニメーションです。
主題歌の山崎まさよしの曲とのシンクロがすごく、主人公と監督の経験が被っているのが面白いです。
この作品でも聖地巡礼が話題になっておりファンが多い作品です。

『星を追う子ども』
4作目の劇場用アニメーション映画です。
死んだ人にひと目会いたい。淡い恋心を抱えた少女と、
亡き妻への執念を秘めた男が地下世界で禁断の扉を開くファンタジー作品。
アクションシーンもこれまでより増えており、
ジブリ作品へのオマージュが感じられる作品です。

『言の葉の庭』
5作目の劇場用アニメーション映画です。
雨の日になると出会える女性との淡い恋心を描いた高校生のラブストーリーです。
雨の表現が美しく、次作にも活かされています。
この作品でも主題歌とのシンクロが素晴らしいです。

『君の名は。』
6作目の劇場用アニメーション映画です。
東京に憧れる田舎暮らしの宮水三葉と東京の街で父と暮らす高校生の立花瀧。
出会ったこともない2人がある日夢の中でお互いの身体が入れ替わっていることに気付く。
戸惑いながらもお互いの生活を体験する2人、しかし、ある日を境にその入れ替わりは無くなってしまう…。

新海監督最大のヒット作です。
今までの作品の集大成とも呼べる作品で
ストーリー、主題歌とのシンクロ、映像美どれも秀逸です。
現在、邦画歴代興行収入ランキング歴代2位。
日本公開映画の歴代興行収入ランキング4位です。