「匠の技術とIoT」

クールジャパンも少しずつ時代とともに変わりつつあるようです。マンガ、インバウンド、ファション等から時代の流れを見据えた動きが台頭し始めました。モノからことへの

流れもそうです。クールジャパンの根底には高い技術に裏付けられた品質とそのもとになる日本の心、志があります。

この技術の分野でインターネットが重要なポジションを今占めつつあります。IoT

の時代に匠の技術も変化しています。

杜氏のいない酒が欧米で人気です。これは山口県の酒造メイカー旭酒造の高級銘酒「獺祭」です。パリのソムリエも絶賛する日本酒「獺祭(だっさい)」。高品質の大吟醸酒として国内外で人気が高まっています。まさに匠の技の極致ですが、その酒蔵に杜氏の姿はありません。匠頼りの製造現場の旧弊を改め、IT(情報技術)で匠の技術を極めれば可能性は無限なのです。本来の強みであるジャパンクオリティー、つまり日本品質、製造業なら“匠の技”が生み出す高品質が、人の技量だけに頼ることなく、ITやデータの活用によりコストを下げつつ、品質をさらに磨き込めば国内だけでなく世界と戦えるわけです。

またこんな報道があります。「人工知能、IoTで関西のものづくり復権を」関西経済

同友会で提言。

更に匠の技術を遠隔操作で指導の例もあります。

眼鏡や腕時計のように身につける情報機器「ウエアラブル端末」が工場で使われ始めています。ベテラン不足や工場の海外移転で、企業は技術を伝える新たな方法を模索しています。  この眼鏡にはカメラが組み込まれ、撮影した画像や音声を双方向でやりとりできる機能があり、新人さんが見ている同じ部品の画像を、工場内の離れた事務所にいるベテランの方がパソコンで確認できるのです。ベテランは作業手順を示した別の画像を送り、指示をする。さらに新人はレンズ内に現れた画像を見ながら、部品を修理する仕組みです。

 

IoTとはそもそもインターネットを利用して「多量データを計測する」「人やモノを見まもる」というものでインターネットがすべてのものにつながる環境のことです。

これは人の生活等でAI,センサーの進化。ウエアラブル ロボツト技術のある賢い生活を想定し第4次産業革命と言われています。匠の少なくなりつつある時代には匠の技術は人からITへ徐々に変わっていく大きな流れのようです。半面、だからこそ職人の匠の技の存在により貴重性があるのかもしれません。